一般社団法人日本オイリュトミー教育芸術協会
EAJ The Eurythmy Association for Education and Art of Japan
オイリュトミー(Eurythmy)は、美しいリズム・美しい調和・ビューティフルハーモニー
人の心と体のあいだに
人と人のあいだに
人と世界のあいだに 美しい調和を生み出す動き、それがオイリュトミーです。
私たちが自分の中で体験すること、考えること、感じることが身振りや動きと結びつく。
考えること、感じることが、そのまま動きと身振りになる時、私たちの心と体は息づき始め、整えられていきます。
ちょうど、心から発する言葉や歌が、人の心に届き、まわりを変えていくように。
オイリュトミーは、全身にひろがる言葉であり、歌です。
普段は喉で行うことを、腕の身振りを中心にして全身であらわし、空間の動きを通して「みえる言葉」「みえる歌」にします。
20世紀の初めにドイツで生まれました。
動きの基本は普遍的なので、日本には、日本の言葉、風土、文化を踏まえた日本のオイリュトミーが育ちます。
私は1980年代にドイツでオイリュトミーを学び、これまで33年間日本とアジアで教育・舞台活動をしてきました。
オイリュトミーが、2019年に100周年を迎えたシュタイナー教育の中で、
子どもの生命力と直観を育てる大切な役割を果たすことから、日本で初めてのシュタイナー学校の設立と発展にも関わってきました。
オイリュトミー教育芸術協会をつくることで、
1.今後ますます必要になる、子どもたちにオイリュトミーを教えられる教育オイリュトミストの養成
2.シュタイナー学校だけでなく、必要とされる場でオイリュトミーを伝えていく活動
3.新しい舞台芸術の創造
この三つを柱に、社会の中に、オイリュトミーを広め、次の世代へとつないでいきたいと思います。
はた りえこ(オイリュトミスト・日本シュタイナー学校協会代表 舞台名はたりえ)